ホームセンターモデルとプロモデルの違いは?型番と内部パーツで徹底比較【マキタ・HiKOKI】


DIY子

プロケンさん! ホームセンターの工具、プロ用と比べてすごく安いけど、やっぱり『安かろう悪かろう』なんですか?」

プロケン

「ただ悪いわけじゃないんだ。『設計の目的』が違うんだよ。
今日は失敗しない選び方を、表を使って分かりやすく解説するね。」

プロモデル vs DIYモデル 決定的な違い一覧

まずは結論から見ていきましょう。
価格差(約2〜3倍)の理由は、カタログの数値には現れない「耐久性」と「拡張性」にあります。

比較項目プロモデル(職人用)DIYモデル(ホームセンター用)
想定用途毎日数時間の過酷な連続作業年に数回、週末の軽作業
モーターブラシレスモーター
(高耐久・メンテ不要・省エネ)
ブラシ付きモーター
(発熱しやすい・ブラシ交換が必要)
内部ギア金属製(高剛性)
負荷がかかっても摩耗しにくい
一部樹脂製
高負荷で歪みや摩耗が起きやすい
防塵・防滴あり(APT/IP56など)
雨や粉塵に強い密閉構造
なし
屋内や晴天時の使用が前提
バッテリー使い回し◎
数百種類の工具と共有可能
使い回し△
専用規格や容量不足の場合あり

中身はどう違う?「耐久性」の秘密

なぜDIYモデルでハードな作業をしてはいけないのか
その理由は「心臓部」と「骨格」の違いにあります。

① モーターと発熱

プロモデルの多くは「ブラシレスモーター」を採用しています。
摩擦が少ないため発熱しにくく、バッテリーの持ちも長いです。
一方、DIYモデルはコストカットのため旧来の「ブラシ付きモーター」が多く、連続使用すると本体が熱くなりやすい弱点があります。

② 軸ブレとギア精度

プロモデルはギアケースや軸受けにアルミやマグネシウムなどの金属を使用しています。
DIYモデルはここがプラスチック樹脂であることが多く、長いビスを打ち込んだり、硬い木材を切ったりすると、負荷で軸が微妙に歪み、仕上がりの精度に影響が出ることがあります。

マキタとHiKOKIのプロモデル、DIYモデル「見分け方」リスト

ネットで買うとき、どっちか分からない!」という方のために、主要メーカーの見分け方をまとめました。

特徴プロモデルDIYモデル
ボディ色マキタブルー(青)
(黒・オリーブ・赤もあり)
緑色
型番の傾向TD HP HS など
(例:TD173D)
M で始まる
(例:MTD001DSX)
バッテリー【LXT】(星マーク等)
一番種類の多い最強バッテリー
【ライトバッテリー】
端子がグレー。プロ用と互換性なし

⚠ 注意 緑色のマキタ(Mシリーズ)を買う際は、付属バッテリーが「ライトバッテリー」かどうか必ず確認してください。
ライトバッテリーは、将来掃除機や丸ノコを買い足したくても、使える機種が極端に少ないです。

マキタとは色のルールが逆になるので注意が必要です。

特徴プロモデルDIYモデル
ボディ色アグレッシブグリーン(緑)
(黒などもあり)
青色
型番の傾向WH C などF で始まる
(例:FWH14DGL)
バッテリーマルチボルト等、互換性高いプロ用バッテリーが挿さる機種が多い
(※要確認)

結論:あなたはどっちを買うべき?

最後に、迷っている方へのアドバイスです。

【DIYモデル】で十分な人

  • 家具の組み立て(IKEAなど)や、カーテンレールの取り付けがメイン。
  • 年に数回しか箱から出さない。
  • とにかく初期費用を安く抑えたい」のが最優先。

【プロモデル】を買うべき人

  • ウッドデッキや小屋作りなど、木材をたくさん切ったりビスを打ったりしたい。
  • 将来的に、掃除機、草刈り機、丸ノコなど、他の工具も揃えていきたい
  • 「道具のせいで失敗したくない」「良いものを長く使いたい」人。
プロケン

初期費用は高くても、5年、10年と使うなら、壊れにくくてバッテリーが使い回せるプロモデルの方が、実はコスパが良いことも多いんだ。」

DIY子

「なるほど! 『安さ』だけで飛びつかずに、自分のやりたい作業に合わせて選ぶのが大事ですね。
私はこれから色々作りたいので、思い切ってプロモデルを検討してみます!」


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