【2025年 最新版】レーザー墨出し器 「最強」おすすめランキング7選


レーザー墨出し器は「どこのメーカーがいいのか」迷っている方必見!
人気のレーザー墨出し器を比較して、おすすめランキングとしてまとめてみました。
はたして「最強」のメーカーはいったいどこなのか・・?

目次

DIY子

レーザー墨出し器の用途(できること)って何だろう?

プロケン

レーザー墨出し器は水平ラインと垂直ラインをレーザー光で照射できる工具だよ。
これによって建物の垂直を測ったり、床などの水平を測ることができるんだ。

DIY子

そんな便利な工具があるんだ~。
でもどういう人が必要になってくるの?

プロケン

大工さんには間違いなく必要な工具で、
DIY好きの人にもぜひ取り入れたい工具になるね。

DIY子

そっかぁ。
DIY好きな方には、具体的にどんな使い方ができるんだろう?

プロケン

そうだね~
ウッドデッキを作るときに床の水平を簡単にだせるよ。
水平器だけでは長いスパンになってくると厳しいし、正確ではないからね。

DIY子

いいね~
たしかにDIY好きも欲しくなる工具だね。
あとレーザー光が照射されているところを見ると、かっこよくて欲しくなっちゃう。

比較させて頂いたメーカー

・マキタ
・MAX
・KDS
・タジマ
・山真
・シンワ
・VOICE

(参照:シンワ、VOICE、山真、KDS、MAX、マキタ、タジマ 各社カタログ)

プロケン

今回比較する工具はレーザー墨出し器になります。
垂直、水平を見るレーザー墨出し器。
リフォーム工事には欠かせない工具ですよね。

みなさんがレーザー墨出し器を選ぶときに気になる点
(選び方)
値段はいくらなのか
高精度かつ高性能な機体か
線幅(ライン幅)は細い線となっているか
屋外での使用はどうなのか
連続使用時間はどれぐらいなのか
メーカーの信頼度、修理などが多発するメーカーではないか
など様々です。
こんなお悩みも、おすすめランキングを見ていただければ、解決しますのでぜひ見て行って下さい。


1位 タジマ (ZERO G2LSN-KJC)

(参照:TaJIMAカタログ)

比較名称数値評価★
相場価格¥253000★3.8点
照射ライン精度10mで±0.81mm以内★4点
直角精度90°=0.015°★3.8点
ライン幅7.5mで約3mm★3.6点
レーザー光の視認度(使用感や様々なデータから評価)★4点
連続使用時間全点灯 約11時間★4.2点
信頼度(使用感や様々なデータから評価)★4.5点
特長(詳細は後に紹介します)★4.1点
合計得点★32点
本体 幅 Φ130mm
本体 高さ229mm
本体 重量1.45㎏

特長

新快速NAVI 自動追尾ナビ

NAVI動作完了までのロスタイムを30%カット
リモコンに合わせて機体が自動追尾!


NAVIベース改良

通信方式を障害物に影響されないBluetooth®方式に変更。
本体と受光器の間に障害物があってもリモコン操作可能


360°回転微調整ツマミ

遊びゼロの360°回転微調整ツマミ


大幅コンパクト化

長さを約25%カットした130mm。
受光窓から末端まで100mm。
100mmの返り墨が測らず打てます。


セフフック付

腰や胸のセフホルダーに着脱可能。
腰袋へ入れる必要もありません


現場の揺れ・振動に強いセンサー制御

センサー制御方式はジンバル(マグネットバンパー)方式と比較して、レーザー機構部分を電子水準センサーと高精度モーターでマイコン制御するため作業現場での発生する揺れや振動に対して安心して整準を可能です。


従来ラインとの比較

新世代シャープ グリーンレーザー搭載。
シャープで明るく!端までくっきり!
屋内の罫書き作業にも最適なグリーンレーザー。
視認性の高いグリーンラインが屋内外の罫書き作業を効率化させます


精度・鮮視度

鮮視度とは光の色と出力を掛け合わせた基準で、レーザーラインの見やすさを表す当社独自の値です

KJC

矩十字・横全周

主要機能

(参照:TaJIMAカタログ)

▶まとめ

タジマ レーザー墨出し器 (ZERO G2LSN-KJC)
総合得点  ★32点
タジマのレーザー墨出し器が見事1位に輝いた。
タジマの墨出し器は性能が良いとは分かっていたので個人的には納得の結果となった。
値段はかなり高いが、性能は全てトップクラスで信頼のあるメーカーなのでオススメの墨出し器です。
プロケン

屋外最強のレーザー色は?

レーザー色は赤、緑、青と3種類。
明るく見やすい色の順番は、緑(グリーン)、青(ブルーグリーン)、赤(レッド)となっているよ。
緑(グリーン)が明るい所でも一番見やすいって評判なんだ。
屋外最強でいうと、緑(グリーンレーザー)が最強だね!
・補足(緑(グリーンレーザー)にもデメリットがあって、値段が高いのと、ライン幅が太く見えるよ)


2位 マキタ (SK507GD)

(参照:Makitaカタログ)

比較名称数値評価★
相場価格¥245300★3.8点
照射ライン精度10mで±1mm以内★3.8点
直角精度90°=0.01°★4点
ライン幅10mで約2.5mm★3.7点
レーザー光の視認度(使用感や様々なデータから評価)★3.9点
連続使用時間全点灯 約5時間★3.9点
信頼度(使用感や様々なデータから評価)★4.4点
特長(詳細は後に紹介します)★4.2点
合計得点★31.7点
本体 幅 Φ101mm
本体 高さ255mm
本体 重量1.9㎏(バッテリ含む)

特長

専用アプリで簡単操作

専用アプリをダウンロードすれば、スマートフォンから様々な操作が可能


遠隔操作

■自動追尾スタート
■タッチで回転操作(5段階スピード)
■同画面で受光確認


遠隔切替

■使用時間(ON機能)を制限することが可能(最大9999時間/要暗証番号)。
タイマーロック機能設定時は、レーザー照射OFF、墨出し器天頂輝度表示LED点滅。


受光確認

■受光器の状態表示(バイブ・音のON/OFF切替)


フルライン

フルラインは通常モード、エコモードのみ投射可能。
おおがね・通り芯・ろくは高輝度まで投射可能。

フルラインとは?

水平方向と垂直方向のレーザー光を同時に全周にわたって照射すること


遠隔操作で1人でも素早く連続間仕切り

本体を①に置き「アプリから自動追尾」②③で繰り返せば簡単に連続間仕切りが行えます。


微調整も高精度

コマ送りモード時は0.0045゚の微細な回転が行えます。


超高輝度レーザー&4モード切替

超高輝度モードは明るさ約1.5倍(当社高輝度モード機比)。
輝度切替はエコ→通常→高輝度→超高輝度の4モード。

※フルラインは通常モード、エコモードのみ投射可能。
※おおがね・通り芯・ろくは高輝度まで投射可能。
※超高輝度モードで受光器は使用できません。


1年間保証

屋内・屋外兼用墨出し器の調整・修理は、サービスセンターにて迅速にお応えします。
アフターサービスは、販売店もしくは最寄りのマキタ営業所にお申し付けください。

主要機能

モデルNoSK507GD
投射光特長超高輝度
レーザー色ダイレクトグリーン
投射光フルライン
投射光光源緑色半導体レーザー(下部スポット光:赤色半導体レーザー)
光出力10mW以下(JISC6802:2014レーザークラス2)
波長(nm)510~530(下部スポット光650~660)
ライン幅2.5mm
(10m)
指示方式(鉛直または水平)/制動方式ジンバル機構による自動鉛直指示/
マグネットダンパー式
指示精度±1mm
(10m)
大矩直角精度90°
±0.01°
鉛直指示範囲(レーザー光による範囲外の警告方法)±1.5°(消灯)
電源(V)直流10.8(スライド)
全点灯使用時間(目安/時間)(10.8V/BL1015使用時)エコモード約7
通常約5
全点灯使用時間(目安/時間)(10.8V/BL1040B使用時)エコモード約20
通常約13
全点灯使用時間(目安/時間)(乾電池ホルダ使用時)エコモード約3
通常約2
※1充電連続使用時間の補足※数値は参考値です。バッテリの充電状態や作業条件によって異なります。
本機寸法(mm)長さφ101
高さ255
※本機寸法の補足※突出部を除く。
質量(kg)1.9
※質量の補足※BL1015装着時。
標準付属品リモコン追尾受光器(LDG-6)バイス収納ケース単4アルカリ乾電池 4本肩掛けベルトレーザー用透視メガネ
機能アプリ操作対応
自動追尾
ジンバル機構
下部レーザースポット光
屋外使用可能(要受光器)
防じん・防水APT
標準付属受光器
バイス
ケース
※バッテリに関する注意BL1050Bは取り付け不可

(参照:Makitaカタログ)

▶まとめ

マキタ レーザー墨出し器 (SK507GD)
総合得点  ★31.7点
マキタのレーザー墨出し器が惜しくも2位となった。
タジマの墨出し器には届かなかったが性能は申し分ない数値であった。
値段もかなり高いが性能の高さと信頼度の高さを考えると仕方がない。
レーザー墨出し器をどのメーカーにするか迷ったら、マキタを選んでおけばまず間違いはないだろう。
プロケン

便利な工具①

壁際ギリギリでレーザーを照射できる商品があるのは
みなさん、知っていますでしょうか?
一般的なレーザーだと機体の中心からラインが照射されるので、
機体がジャマになり、壁際ギリギリまでは厳しい。
↓そんな時はコレ!↓
小型で軽量なので持ち運びもラクラク!)


3位 MAX (LA-S802DG)

(参照:MAXカタログ)

比較名称数値評価★
相場価格¥167000★3.9点
照射ライン精度10mで±1mm以内★3.8点
直角精度90°=±0.01°★4点
ライン幅5mで約2.5mm★3.6点
レーザー光の視認度(使用感や様々なデータから評価)★3.7点
連続使用時間全点灯 約4.6時間★3.9点
信頼度(使用感や様々なデータから評価)★4.1点
特長(詳細は後に紹介します)★3.8点
合計得点★30.8点
本体 幅 Φ140mm
本体 高さ210mm
本体 重量1.4㎏

特長

使う場所を選ばない

フルライン照射で、本体向きを変える手間なく使用可能!
電子整準なら揺れる現場でも安定したラインを照射! 様々な現場でご使用いただけます。


明るさキープ、 使用時間伸び―ッ!
11時間

好評のラインの明るさを確保しつつ細線モードなら11時間連続で使用可能!
電池交換などで墨出し作業を邪魔しません。丸一日、墨出し作業を助けます!


昼間でも見やすいライン

高出力モジュール搭載で明るい場所でもラインが見やすい!


見やすいダイレクトグリーン


その他

1オプションの電池Boxで、乾電池での使用も可能

2壁際作業も57mmまで寄れる。110mm幅の基礎にも設置可能。マンション現場の端の間仕切りでも使える!

3追尾台LA-NV1とのリンク可能(受光器はLA-D5GNV)

4高輝度・受光・細線モードの明るさ3段階切替

5スムーズに360°回転 両側微調整ダイヤル

主要機能

商品品番LZ90079
JANコード4902870 840310
寸法
(高さ×幅)
210mm×140mm(微調整ダイヤル含む)
質量1.4kg(リチウムイオン電池パック含む)
動作温度-10~50℃(結露のないこと)
防塵・防滴性IP54相当
電源リチウムイオン電池パック(JP-LA734B)、AC100V(専用ACアダプタ)、
電池BOX(別売品)使用での単3ニッケル水素充電池5本、単3アルカリ乾電池5本
全ライン
連続使用時間※
 リチウムイオン電池パック(JP-LA734B)単3ニッケル水素充電池単3アルカリ乾電池
高輝度約4.6時間約1.5時間約8分
受光約8.3時間約3.0時間約40分
細線(省エネ)約11.6時間約6時間約1時間
電池残量警告電源LEDアカ点灯、同時に「ピー、ピー」ブザー音 ※
付属品取扱説明書、保護メガネ(グリーン)、リチウムイオン電池(JP-LA734B)、
ACアダプタ、キャリングケース、キャリングベルト、Lターゲット、足ゴム
投射光光源可視光半導体レーザ
波長ライン波長 515nm地墨ポイント波長 650nm
出力垂直・水平ライン: 6~9mW <クラス2M>
自動補正範囲±3° ※自動補正範囲外の場合は、レーザ光が点滅し、ブザー音でお知らせします。
水平ライン指示精度±1.0mm / 10m
垂直ライン指示精度±1.0mm / 10m
鉛直点指示精度±1.0mm / 5m
大矩指示精度90°±0.01°
制動方式電子整準
垂直ライン射出角約130° / ライン
水平ライン射出角約110° / ライン (360°全周)
ライン幅2.5mm以下 / 5m
使用距離15m(受光器LA-D5GNV使用時25m)
パルス発光性能デューティー比約35%(受光器モード)
周波数5㎑(受光器モード)

(参照:MAXカタログ)

▶まとめ

MAX レーザー墨出し器 (LA-S802DG)
総合得点  ★30.8点
MAXのレーザー墨出し器は3位となった。
個人的にはMAXの墨出し器を使っている人はあまり見た事ないですが、性能を数値化して見てみると悪くない商品である。
ライン幅の太さが少し気になるが・・・
性能は全体的に高く、値段も抑えられているので意外と1番オススメかもしれないです。
プロケン

便利な工具②

天井下地など、高い位置の水平ラインをだしたい時に便利な商品があるのは知っていますか?
壁かけクランプでレーザー墨出し器を壁に取り付けることができるんだ。
壁に取り付けた後も昇降機能があるので、好きな高さに合わせられるよ。
マグネットクランプだから軽量でもラクラク!)
↓ぜひ試してみてください。↓


4位 KDS (DSLP-90RG)

(参照:KDSカタログ)

比較名称数値評価★
相場価格¥239800★3.8点
照射ライン精度10mで±1mm以内★3.8点
直角精度90°=0.012°★3.9点
ライン幅5mで約2mm★3.6点
レーザー光の視認度(使用感や様々なデータから評価)★3.8点
連続使用時間全点灯 約2.5時間★3.8点
信頼度(使用感や様々なデータから評価)★4.1点
特長(詳細は後に紹介します)★3.8点
合計得点★30.6点
本体 幅 Φ155mm
本体 高さ235mm
本体 重量2.4㎏(電池含む)

特長

振動が多い現場に強い電子整準方式


全方向水平ライン(照射角360°)
ライン数(たち)4本


高輝度を超える明るさの3段階切替


長い水平距離(直径140m)


付属のリモコンで操作が可能(デジタル勾配モードなど)


耐塵耐水:IP66


電源:リチウムイオン充電池(LTB-5)またはACアダプター(LBC-4)

電池寿命(全点灯時)
連続約2.5時間(100%)
約4時間(65%)
約8時間(35%)

主要機能

・光源:ライン520nm(緑色)、地墨650nm(赤色)
・光出力:5mW以下
・レーザークラス3R(JIS C 6802:2018)
・水平・縦ライン精度:±1mm/10m
・直角精度:90°±0.012°
・ライン幅:約2mm/5m
・耐塵耐水:IP66
・全方向水平ライン(照射角360°)
・自動補正範囲:約±5°
・傾斜アラーム:約±5°以上でレーザー光点滅およびアラーム音
・本体回転範囲:360°、全周にわたって微調整可
・作業範囲:屋内使用時 約10m/受光器使用時 水平約70m、垂直約25m
・電源:リチウムイオン充電池(LTB-5)またはACアダプター(LBC-4)
・電池寿命(全点灯時):連続約2.5時間(100%)、約4時間(65%)、約8時間(35%)
・動作温度範囲:-10℃~+40℃
・本体寸法:155×173×235mm
・本体重量:約2.4kg(電池含む)
・盗難・火災補償付(購入日より1年間)

(参照:KDSカタログ)

▶まとめ

KDS レーザー墨出し器 (DSLP-90RG)
総合得点  ★30.6点
KDSのレーザー墨出し器は4位となった。
全体的な性能は悪くないが、値段が少し高い・・・
しかしKDSは測量計などを販売している会社なので信頼度はかなりある。
プロケン
「水平確認」自分で定期的にメンテナンス

レーザー墨出し器を信用しきって、気にせず使っていると大変な事になることもあるんだ。
長年の使用機体への衝撃などで水平、垂直のラインが悪くなっていることもある。
それを回避するのに、定期的に自分で水平、垂直を確認して点検することが重要だよ。
↓タジマレーザー墨出し器の精度確認方法を掲載しておくよ。↓

水平ライン精度の確認方法

水平ライン精度確認①

1)5m離れた壁(又は柱)の中央に、厚み2~ 5cmぐらいの板を置いて、その上に本機を設置します。

2)本機の円型気泡管の気泡が赤い円の中心に来るように脚整準ネジを回して調整します。

3)電源スイッチをON にして、水平ラインを出射します。

4)一方の壁面に出射した水平ラインの中央付近をマーキングします。ここをポイントA’とします。

水平ライン精度確認2

5)本機を約180°反転して、もう一方の壁面に出射した水平ラインの中央付近をマーキングします。ここをポイントAとします。

6)電源スイッチを一旦 OFF にします。

水平ライン精度確認3

7) 本機をポイント A’側の壁ぎわの位置に移動します。※本機の載っている板を取除きます。

8)本機の円型気泡管の気泡が赤い円の中心に来るように脚整準ネジを回して調整します。

9) 電源スイッチを ON にして、水平ラインを出射します。

10)壁面にラインを出射し、中央付近をポイ ントA’に合わせます。そのときに水平ラ インの中央付近をポイントB’とします。

水平ライン精度確認4

11)本機を約 180°反転して、もう一方の壁面に水平ラインを出射し、中央付近をポイントAに合わせます。 出射した水平ラインの中央付近をマーキングします。これをポイントBとします。

水平ライン精度確認5

12)本機を右方向に約 45°回転させ、ポイント Bの位置の水平ラインをマーキングします。ここをポイントC とします。

水平ライン精度確認6

13)本機を左方向に約90°回転させ、ポイント Bの位置の水平ラインをマーキングします。ここをポイントDとします。

14)ポイントA’からポイントB’までの距離 L1と、ポイントAからポイントBポイントCポイントDの最大距離 L2と最小距離 L3を測定します。

15)L1とL2の差とL1とL3の差がそれぞれ許容範囲以内であれば正常です。

  • ±0.61mm/10m: ±0.5mm以内
  • ±0.81mm/10m: ±1.0mm以内

(参照:タジマ取扱説明書)

縦ライン精度の確認方法|下げ振りが必要

縦ライン精度確認1

1)風の影響の少ない既設の建造物の壁を選び、高さ3mのポイントをマーキングします。ここをポイントAとします。

2)ポイントAから下げ振りを吊した床面のポイントをマーキングします。ここをポイントBとします。

縦ライン精度確認2

3)この壁面のポイントBより、5m離れた位置に本機を設置します。

4)本機の円型気泡管の気泡が赤い円の中心「 一に来るように脚整準ネジを回して調整します。

5)電源スイッチをONにして、縦ラインを出射ーします。

6)レーザーラインをポイントBに合わせます。

7)そのままの状態で、ポイントAの位置のレーザーラインをマーキングします。ここをポイントCとします。

縦ライン精度確認3

8)ポイントAとポイントCの差L1が許容範囲以内であれば正常です。

9)本機を回転させ、他の縦ラインについても 同様に確認してください。

  • ±0.61mm/10m: ±1.5mm以内
  • ±0.81mm/10m: ±2.0mm以内

(参照:タジマ取扱説明書)

鉛直クロスポイント精度の確認方法

鉛直クロスポイント精度確認1

1)本機を天井高さ3mの部屋に設置します。

2)本機の円型気泡管の気泡が赤い円の中心に来るように脚整準ネジを回して調整します。

3)電源スイッチをONにして、すべての縦ラインを出射します。

4)下部ポイントと鉛直クロスポイントをマーキングします。ここをそれぞれポイントAポイントBとします。

鉛直クロスポイント精度確認2

5)本機がずれないようにゆっくりと180度回転させ、下部ポイントをポイントAに合わせます。

6)このときの鉛直クロスポイントをマーキン・グします。ここをポイントCとします。

鉛直クロスポイント精度確認3

7)ポイントBとポイントCの差L1が許容範囲以内であれば正常です。

  • ±0.61mm/10m: ±1.5mm以内
  • ±0.81mm/10m: ±2.0mm以内

(参照:タジマ取扱説明書)

矩精度の確認

矩の精度確認1

1)床が平らな場所を選び、長さ約11mの水 糸を床にピンと張ります。(現場の地墨線をご利用いただいても可です。)

2)水糸の中央のポイントをマーキングします。
ここをポイントAとします。

3)ポイントAより、両側5m離れたポイントをマーキングします。ここをそれぞれポイントB ポイントCとします。

矩の精度確認2

4)本機をポイントAに設置します。

5)本機の円型気泡管の気泡が赤い円の中心に来るように脚整準ネジを回して調整します。

6)電源スイッチをONにして、すべての縦ラインを出射します。

7)下部ポイントをポイントAに合わせます。その状態で右側縦ラインをポイントBに合わせます。

8)下部ポイントを基準として正面縦ラインの 5m位置をマーキングします。これをポイントDとします。

矩の精度確認3

9)本機がずれないようにゆっくりと回転させ、 — 正面縦ラインがポイントCに合うようにします。

10)その状態で、ポイントDの位置の右側縦ラインをマーキングします。これをポイント Eとします。

11)ポイントDとポイントEの差L1が許容範囲以内であれば正常です。

  • ±0.61mm/10m: ±3.0mm以内
  • ±0.81mm/10m: ±4.0mm以内

(参照:タジマ取扱説明書)

左右通り精度の確認方法

左右通り精度確認1

1)床が平らな場所を選び、長さ約11mの水糸を床にピンと張ります。(現場の地墨線をご利用いただいても可です)

2)水糸の中央のポイントをマーキングします。ここをポイントAとします。

3)ポイントAより、両側5m離れたポイントを マーキングします。ここをそれぞれポイントBポイントCとします。

左右通り精度確認2

4)本機をポイントAに設置します。

5)本機の円型気泡管の気泡が赤い円の中心に来るように脚整準ネジを回して調整します。

6)電源スイッチをONにして、すべての縦ラインを出射します。

7)下部ポイントをポイントAに合わせます。その状態で右側縦ラインをポイントBに合わせます。

左右通り精度確認3

8)その状態で、左側縦ライン上のポイントCの位置にマーキングします。これをポイントDとします。

9)ポイントCとポイントDの差L1が許容範囲以内であれば正常です。

  • ±0.61mm/10m: ±1.5mm以内
  • ±0.81mm/10m: ±2.0mm以内

(参照:タジマ取扱説明書)

プロケン

精度確認で悪ければ、メーカーに校正修理を出しましょう。
理想は年に1回、メーカーに校正してもらうのがいいね。
校正費用はメーカー、症状によりますが、自分が校正に出したときは大体1万~1万5千円の間でした)


5位 山真 (LDR-9sh)

(参照:山真カタログ)

比較名称数値評価★
相場価格¥120000★3.9点
照射ライン精度10mで±1mm以内★3.8点
直角精度90°=0.012°★3.9点
ライン幅10mで約2.5mm★3.7点
レーザー光の視認度(使用感や様々なデータから評価)★3.7点
連続使用時間全点灯 約3時間★3.8点
信頼度(使用感や様々なデータから評価)★3.9点
特長(詳細は後に紹介します)★3.8点
合計得点★30.5点
本体 幅 Φ130mm
本体 高さ200mm
本体 重量1.32㎏

特長

超高輝度・センサーアクアグリーンレーザー墨出し器
フルライン・ドット照射

・通り芯

・フル水平ライン(360°照射)

・ライン数=たち線4本(正面縦・背面縦・右側縦・左側縦)

・鉛直クロスライン

・大矩ライン

・地墨ポイント


360度微調節エンドレスネジ

受光器らくらくモード搭載。
※受光器は受光器セットモデルに付属します。


3電源方式

電源:充電式リチウムイオン電池、または単3アルカリ乾電池4本、AC電源供給


レーザー光の斜めライン照射が出来る、傾斜モードを搭載

傾斜モードで45°ラインもラクラク!
水平ラインの中心にドットを照射するので、左右の勾配の割り出し目安となります。

主要機能

光源可視光半導体レーザー2.5mW以下520nm(緑)地墨:650nm(赤)
水平ライン精度10メートルで±1mm
縦ライン精度10メートルで±1mm
直角精度90°±0.012°
制動方式電子整準式(センサー式)
自動補正範囲±3°
ライン幅10mで約2.5mm
防塵・防滴防塵・防滴設計
電源充電式リチウムイオン電池または単3アルカリ乾電池:4本
AC電源供給
使用時間(リチウムイオン電池)約3時間(全ライン照射)
作動使用温度-5℃〜40℃
ライン出射角各垂直/150° 水平/360°
作業範囲屋内/約10m 屋外/約25m(受光器使用時)
レーザー安全基準JISクラス2M
本体寸法本体Wφ130×台座Wφ125×H200mm
本体重量1.32kg
標準付属品●リチウムイオン電池
●アルミケース
●ACアダプター・ケーブル
●レーザーゴーグル
●L型板
●単3アルカリ乾電池(テスト用)4本
特長■超高輝度センサーアクアグリーンレーザー墨出し器
■360度微調節エンドレスネジ
■防塵・防滴設計
■傾斜モード搭載
■受光器対応
■3電源式
■見やすいドット照射(全ライン)

(参照:山真カタログ)

▶まとめ

山真 レーザー墨出し器 (LDR-9sh)
総合得点  ★30.5点
山真のレーザー墨出し器は5位となった。
全体的な性能でいえば、そこそこといった印象である。
しかし値段の割には性能も悪くないので、ある程度で良ければ1番オススメの商品かもしれない。
プロケン

「便利な工具③」

天井下地に便利なエレベーター三脚
リフォームで床をさわらずに天井工事だけの時、
床から高さを測って天井下地をすると、しっかりとした水平がとれませんよね。
そんな時に役立つのがエレベーター三脚3m
天井の水平ラインをだすのであれば、3mまで昇降するエレベーター三脚おすすめですよ。


6位 VOICE (Model-G8)

(参照:VOICEカタログ)

比較名称数値評価★
相場価格¥79870★4点
照射ライン精度10mで±1mm以内★3.8点
直角精度90°=±0.012°★3.9点
ライン幅10mで約3mm★3.7点
レーザー光の視認度(使用感や様々なデータから評価)★3.6点
連続使用時間全点灯 約4時間★3.9点
信頼度(使用感や様々なデータから評価)★3.8点
特長(詳細は後に紹介します)★3.7点
合計得点★30.4点
本体 幅 Φ95mm
本体 高さ200mm
本体 重量1.4㎏

特長

フルライン照射


厳格な検査をクリア!


スマホで遠隔操作!


明るさ調整機能を搭載!


大容量バッテリー搭載!

主要機能

モデルModel-G8
照射パターン垂直4本、水平360°、地墨点
光源緑色可視半導体レーザー515nm/地墨650nm
光出力3.3mW以下
レーザー安全基準クラス2M
水平精度10メートルで±1mm
垂直精度10メートルで±1mm
直角精度90° ±0.012°
制動方式磁気制動式(ジンバル式)
自動補正範囲±3°
ライン幅1.5mm/5m 3mm/10m
本体回転範囲360°(全周にわたり微調整可能)
作業範囲約10m/屋内 約25m/屋外(受光器使用時)
傾斜アラーム本体傾斜角±3°でレーザー光点滅
防塵・防滴IP54相当
電源7.4V 1800mAh リチウムイオンバッテリー
動作時間約4時間(明るさ最大・全照射時) ※ご使用環境により変化します。
充電時間約3.5時間
作業使用温度-10°〜50°
本体寸法φ95mm×H200mm
本体重量約1.4kg
付属品専用ケース、専用ケース用紐、ACアダプター、リチウムイオンバッテリー(2個)、取扱説明書
オプションエレベーター三脚
縮長〜全長545mm〜1550mm
ねじ径5/8inch
エレベーター昇降290mm
重量1.12kg
オプション受光器
モデルModel-GJ
精度±1mm以下
検出動作範囲約2m〜25m
対応レーザー波長515nm±10nm
対応レーザー周波数10KHz±1KHz
センサー受光範囲40mm
電源単三乾電池2本
動作時間約30時間
作動使用温度-10℃〜40℃
寸法H158mm×W55mm×D26mm
重量約160g

(参照:VOICEカタログ)

▶まとめ

VOICE レーザー墨出し器 (Model-G8)
総合得点  ★30.4点
VOICEのレーザー墨出し器は6位となった。
VOICEのレーザーは何といっても値段が激安。
今回比較した中でもぶっちぎりにお値打ちである。
自分自身は使用したことはないが、周りで使用した人たちの評判を聞くと、あまりいい返答はなかった。
とにかく安いレーザー墨出し器をお探しなら断トツでオススメ商品です。

7位 シンワ (レーザーロボLEXIA-E51AR グリーン)

(参照:シンワカタログ)

比較名称数値評価★
相場価格¥134000★3.9点
照射ライン精度7.5mで±1.5mm以内★3.6点
直角精度90°=±0.03°★3.6点
ライン幅7.5mで約3mm★3.6点
レーザー光の視認度(使用感や様々なデータから評価)★3.7点
連続使用時間全点灯 約7時間★4点
信頼度(使用感や様々なデータから評価)★3.9点
特長(詳細は後に紹介します)★3.9点
合計得点★30.2点
本体 幅 Φ128mm
本体 高さ190mm
本体 重量1.25㎏

特長

雲台
着脱式バッテリー
IP54


LEXIAの特長を継承
照射パターン


●振動に強いセンサー+モーター方式を採用しました。

●斜めにラインを照射したい時に便利なライン固定モード付です。

●回転台を取り外して、低い位置(高さ約15mm)での照射ができます。

●横全周ラインは本体を回さずに360°照射できるコーンミラーを採用しました。

●レーザーラインの明るさを3段階で切り替えることができます。強モードは明るい現場で見やすい高出力レーザーです。

●弱モードは暗い現場でもレーザーラインがぎらつかずに見やすく、電池が長持ちするので長時間の連続使用が可能です。

●電源を切っても照射ラインパターンを記憶するラインメモリー機能付です。

●2,600mAhの大容量バッテリーにより、長時間の使用が可能です。

●専用のリチウムイオンバッテリーは、繰り返し充電でき、交換可能です。

●防塵・防水仕様(保護等級IP54)のため、粉塵や水の飛沫による故障の心配がありません(USBケーブル接続時は防塵・防水性能が保証されません)。

●付属の水平調整三脚アダプターを使用することで、三脚への取り付けが簡単にでき、三脚に取り付けた状態でも本体の水平出しが可能になります。

●±2.5°まで傾きを水平自動補正します。

●別売品の受光器を使用することで、屋外などのレーザーラインが見えにくい場所でもご使用いただけます。※ご使用になる作業環境や測定位置により正しく検知できないことがあります。

●過剰な明るさのレーザー発光を抑える保護回路搭載で安心です。


付属品
アルミケースで持ち運びもラクラク!

ロックしてアルミケースで運べば安心!

主要機能

●光源 可視半導体レーザー

●出力 1mW以下(クラス2 JIS C 6802:2018)

●波長 515~530nm(緑)、地墨ポイント645~655nm(赤)

●指示精度 縦ライン7.5mで±1mm/横全周ライン7.5mで±1.5mm

●鉛直点精度 3mで(誤差)±1mm

●直角精度 90°(誤差)±0.03°

●通り芯精度 7.5mで(誤差)±1mm

●縦ライン出射角 約130°

●横ライン出射角 360°

●ライン光巾(明るさ3段階) [5mでモード(弱):約1.5mm/モード(中):約1.8mm/モード(強):約2mm] [7.5mでモード(弱):約2mm/モード(中):約2.5mm/モード(強):約3mm]

●自動補正範囲 ±2.5°

●傾斜時警告 水平自動補正範囲を超えるとレーザーラインが点滅(約1秒間隔)※照射しているラインが点滅します。水平自動補正範囲内に戻ると元の状態に戻ります。

●回転微調整範囲 360°

●制動方式 電子水平センサー+モーター方式

●電源 着脱式リチウムイオンバッテリー

●バッテリー容量 2,600mAh

●連続使用可能時間 [Hモード(中):約15時間] [フル照射モード(中):約7時間] ※20℃の環境で使用した場合です。また使用環境や充電回数などで変動します。連続使用時間は(弱)の場合、(中)のおよそ200%、(強)の場合、(中)のおよそ70%ですが、あくまで目安となります。

●バッテリー残量警告 使用中にバッテリー残量警告ランプが点滅

●防塵・防水性能 IP54※ 防塵性能:粉塵が内部に侵入することを防止します。若干の粉塵の侵入があっても正常な運転を阻害しません。防水性能:いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けません。

●本体サイズ 190×128×128(ボディ部 直径100)mm

●製品質量 1,250g

●三脚取付ネジ W 5/8インチ

●対応受光器 受光器 レーザーレシーバー Ⅱ Plus グリーン用 ホルダー付

●付属品 アルミケース、充電アダプター、水平調整三脚アダプター、雲台、リチウムイオンバッテリー

(参照:シンワカタログ)

▶まとめ

シンワ レーザー墨出し器 (レーザーロボLEXIA-E51AR グリーン)
総合得点  ★30.2点
シンワのレーザー墨出し器は7位となった。
シンワは測量系の販売会社なので期待していたが、今回は残念な結果となってしまった。
比較項目は個人的に選んだので比較目線が変わればシンワもまた違う結果となっていただろう。

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